この下敷き、当時物なのですが、先日オークションで落札しました。
実は、これと同じ下敷きを小学5年生の時に持ってました。
当時は男の子でもキャンディキャンディとピンクレディはテリトリーな時代。
ピンクレディの下敷きを持ってる男子率は高かったけど、
この柄が人気高くて、それを持ってる自分も少々鼻高々でした(笑)
しかし、クラスの悪ガキに、この下敷きは奪われたんだよなあ。
クラスの子と交換日記を秘密裏にやってたのが、その悪ガキにバレてしまい、
「みんなにばらされたくなかったら、下敷きよこせ!」
恥ずかしがり屋だったので、悔しいけど、この下敷きを献上したのだけど、
翌日には、「250円よこせ!」と更なるゆすりに遭遇。
大切なお小遣いも搾取され、正直憂鬱で仕方なかった。
明日は何を要求されるやら・・・・ベットの中で何となく嫌な妄想ばかり。
案の定、朝顔を合わすと、「50円よこせ!」と言ってきた。
もう、みんなにばらしてもいいから・・・と心の中で思った矢先、
クラスの女子が押し寄せてきて、●●くんと○○さん、付き合ってるん?と。
悪ガキの恐喝まがいの行動を見抜いてた交換日記の相手が、
先手を打って交換日記の事実をクラスの一部に公表し、たちまち伝播。
悪ガキのゆすりのネタも一瞬で消失し、自分は明るい明日が約束された(笑)
翌年、その悪ガキとは、サッカー大会、ドッジボール大会で力を合わせ
クラスを優勝に導きお互い一目置く存在になりました。
そういう思い出を含んだ下敷きだったので、とにかく再入手すべく数年待ちましたが
無事手元にやってきて嬉しい~。
映画や音楽に当時の記憶が一緒に刷り込まれると同じで、
物にも思い出や記憶が鮮やかに刻まれるものです。