「巨大な物ほど造形はシンプルになる」
・・・ID4のメイキングで監督のエメリッヒが言ってた言葉。
巨大なモノ好きな自分ですが、このID4に登場したデストロイヤーは
SF映画の巨大モノの中でも1番好きな造形です。
単純なデザインがあまりに美しいと感じてしまう。
このデストロイヤーのオリジナルモールドはアイコン社が所有してたと思います。
映画公開から15年経過した今でも、デストロイヤーと母船は一切商品化されておらず、
ガレージキットさえ存在していません。
あの表面モールドの複雑さを考えればキット化はかなり望み薄・・・
単に人気がないから商品化されない・・・それが理由なのかもしれません(笑)
数年前、ebayで120センチ級のスタジオスケールが出品されました。
出所はどこなのか?そのアイテムの詳細すら画像でしかわからない始末。
調べてわかったのは、オリジナルのプロップから4体のみ型抜きされた物らしい。
ただ、直径120センチの円盤は海外からは取り寄せる事すら非現実的でした。
映画を見て15年、
ebayでスタジオスケールを逃して4年、
やっと一歩を踏み出す事ができました。
今回、おそらく世界で初のチャレンジだと思うのですが、
「やり甲斐がありますね!」と、
ポジティブに挑戦を引き受けてくれたのは、プロの職人さんで、
某有名テーマパークの仕事なども手掛けられてる中川図画工作所の
中川氏です。
全くのゼロからの製作ですが、きっと凄くなる予感がします。