自分にとっての初めての新車。
三男だったので、それまでは自転車も全て兄達のお下がりでした。
まさに、この広告に惹かれ、この自転車を選んだ事を覚えています。
当時は、少年サンデー、少年マガジンの裏表紙に、自転車の広告が多かったんですよ。
この広告を見て、「デジタルメモリー」に心を奪われたのですが、
当時、12.13歳の自分の考えること・・・このイラストのようにシフトの表示が
空中に浮かび上がると思ってました(泣)
実際は、赤いデジタル数字が表示されるだけ(笑)
しかし、当時、1980年、デジタル数字でさえも、近未来を彷彿させる要素でした。
スーパーダイオードテールは早々に点灯しなくなったのを覚えてます。。。。
標準現金販売価格という言い回しが何となく昭和な雰囲気丸出しですが、
驚くのは車体価格の47800円(爆)
約33年前の47800円は今で言うと10万を軽く超す価値なのではないでしょうか?
こんな高い自転車に乗ってたなんて・・・・当時は全く考えもしませんでした。
この広告は1980年の少年サンデー5.6合併号のものです。
今から33年前のものですが、改めて中身を眺めてみて、
使用されてる紙、インクの質の悪さ?みたいなものを感じます。
正直、フォントは滲み、紙面は透けて、とにかく読みずらい・・・・
しかし、きっとそれは今の綺麗なフォント、紙面に慣れてしまってるからなのかな。
当時は、これが当たり前だったんでしょうね(笑)
この号の巻頭カラーは「まことちゃん」でした。
お正月明けの号なので、お年玉を預金するエピソードなのですが、
埼玉県越谷市大沢という地名があからさまに出てくるので、ちょっと調べてみると
本当にある地名なんですね。
そう言えば、他のエピソードでは、船橋ヘルスセンターが出てきたり、
何となく時代、時の流れを感じる要素も今ではありますね。。。。。。
まことちゃんは初期の頃が最高に面白かったと記憶しています。